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ペーパードリップコーヒーを楽しみましょう。

どうも皆様


記事をご覧くださりありがとうございます。


さて、おいしいコーヒーの無い朝はいい朝とは言えません。かといって、インスタントコーヒーで済ませてしまうこともできますが、やはりおいしいドリップコーヒーで朝の眠気をすっきりさせたいものです。


今回はBlack Rifle Coffee Japanのスタッフ流のペーパードリップを紹介させていただきます。


コーヒーをおいしく飲むために様々なペーパードリップの手法がございますので、手法の一つとしてお楽しみください。

今回は、コロンビアとブラジルのブレンドで苦みと酸味のバランスが良く、しっかりとした飲みごたえとダークチョコレートのような余韻のAK-47を使いたいと思います。



まずは、お湯を沸かす準備をしましょう。


お湯を沸かしている最中に他の作業はできてしまいますので、お湯を沸かすという作業が一番時間がかかります。


電気ケトルならば、スイッチを入れておけば勝手にお湯が沸きますので時間の節約にも一躍買ってくれます。


今回はRussell Hobbs社のカフェケトルを使用してお湯を沸かします。

使用する豆の量は可能であれば毎回計量器で測るようにしましょう。一定の味を求められる場合には必須のアイテムです。使用する豆の量にムラがあると、抽出するごとに味わいが変わってしまいますので、きちんと計測することを心がけましょう。
コーヒー150mlに対して7~10gの豆が適量と言われております。
ドリッパーにペーパーフィルターをセットしましょう。ペーパーフィルターには圧着部分がありますので、その部分を折ってあげましょう。今回はHARIO社のV60透過ドリッパー03クリアを使用しています。

手法によってはペーパーフィルターを水通しや湯通しをする手法もあったり、特に何もせず乾いたまま使用したりと様々な手法がありますが、さほど変化はありません。

今回はペーパーフィルターがピンと広がる為水通しをいたしました。

サーバーにドリッパーを乗せる際は、しっかりと水を切ってから乗せてあげましょう。



コーヒー豆を挽いて投入いたしました。


今回は中挽きの挽き具合を利用しております。ドリッパーにコーヒー豆を投入した際は、トントンと振動を与えてコーヒー豆を平らにしてやりましょう。


水は低いところに流れてしまうため、コーヒー豆に高低差があるとそこばかりにお湯が行ってしまうせいです。



さて、お湯が沸騰いたしました。沸騰した100度のお湯は温度が高すぎる為、豆を焦がせてしまいます。結果として苦みが強いコーヒーとして仕上がってしまいます。


そこで、写真のように沸騰したお湯を別のコーヒーケトルにそそぐことにより温度を下げることができます。可能であればコーヒーケトルにそそいでから2~3分ぐらいお待ちいただくと、90度前後のちょうどいい温度になります。

では、いよいよ抽出です!


と、言いたいところではございますが、抽出する前に大事な作業の「蒸らし」です。


蒸らしには、コーヒーの成分を抽出しやすくする、コーヒー豆に含まれている炭酸ガスを抜く、コーヒー豆を膨らませる等様々な効果があると言われております。難しく考える必要はありませんので、コーヒー豆全体を濡らしてあげるというイメージを少量のお湯を注いであげてください。サーバーに数滴の液体が落ちるぐらいのお湯の量が理想とされています。


今回は30秒蒸らし時間を設けましたが、淹れ方により1分蒸らしたりする手法もございますので時間につきましては参考程度とさせていただきます。

いよいよ抽出です。


初めにある程度のお湯を注ぎ、コーヒー豆にある程度の高さを作ってあげます。その後、ドリッパーの真ん中をめがけてクルクルとお湯を注いであげます。イメージは500円玉ぐらいの大きさの円です。


ドリッパーの縁の部分のコーヒー豆にはお湯を注がないようにしましょう。外壁が壊れてしまうことにより、そこにお湯だけが流れやすくなり薄くなる原因となります。



抽出したい分量まで抽出が完了しましたら、ドリッパーを下げてしまいましょう。

最後まで落とし切ると雑味の原因になると言われておりますので、落とし切る前にドリッパーを下げてしまいましょう。

今回は3人でたっぷり飲みたかったので50gの豆を使用し700mlのコーヒーを抽出いたしました。


自分で淹れてお気に入りのカップで飲むコーヒーは格別です。



さあ、おいしいコーヒーをお楽しみくださいませ。

今回はペーパードリップの方法を紹介させていただきましたが、様々な手法の中の一つとしてお考え下さいませ。豆の銘柄、温度、豆の挽き具合、蒸らす時間、抽出速度等様々な要素で味は変化いたしますので、ご自分の味覚に合う抽出方法を模索していただけると、コーヒーを抽出するというプロセスにも味わいが出てくると思われます。